引用元:【集え】妻に「愛してる」と言ってみるスレ29【勇者】

939名無しさん@お腹いっぱい。2010/10/20(水) 19:00:05 ID:

嫁に「愛してた」と噛んで言ってしまって、
号泣されたのち実家に帰られてしまった事がある俺としては、
ホント滑舌って大事。まじ大事。




940名無しさん@お腹いっぱい。2010/10/20(水) 19:16:45 ID:

>>939
どうやって解決したの?

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985名無しさん@お腹いっぱい。2010/10/22(金) 01:14:58 ID:

引越しの荷造りを開始した日に、
押し入れの奥の忘れ去られた小物入れの中から
嫁がずっと「無くした!」と騒いでいたリングが見つかった。
付き合って半年くらいの頃に、何となく買った安物のペアリング。
結婚してから家事・育児と、指輪なんて邪魔モノで、
日ごろは結婚指輪すら付けていなかったくせに、
そのリングが見当たらなくなった時は、それはもう大騒ぎだった。

そこで俺は、何かプレゼントしようと溜めていたヘソクリで、
そのリングと同じデザインのリングを作ってもらうことにした。
素材はプラチナ。内側にダイヤが配置されいるデザイン。

完成したリング受けとった夜は、引越しを明後日に控えた日で、
連日連夜の準備で俺も嫁もクタクタ。
そんな中、嫁を「今日は外食しよう」と外に連れ出した。

近所の馴染みの居酒屋で食事を取りながら、タイミングを見計らうも、
店選びの段階で間違っていた事に気づいたのは、
「大信州」を3合飲んだあとで、今日は見送りかなと思っていた。




987名無しさん@お腹いっぱい。2010/10/22(金) 01:16:53 ID:

店を出たあと、嫁が「散歩しよう!」と手を引いて
川沿いの遊歩道に連れて行かれた。
初夏の心地いい風に吹かれて、酔いもうっすら醒め始めた頃に
嫁が「ここ歩くのも、もう最後かなー」なんて言い始めて、
(今、絶好のチャンスじゃね?)と思い、嫁をベンチに座らせた。

ポケットをまさぐり、まずはシルバーのリングを見せる。
「これ、どうぞ」と右手の薬指に嵌めてあげた。
嫁はその指輪を愛おしそうに見つめながら「あー!あったんだー!」と喜んだ。
「学生時代は、左手にするの恥ずかしくて、いつも右手だったねーw」
と懐古に耽る嫁の横顔はとても奇麗だった。
俺は嫁の左手を取って「ちょっと目つぶってて」と
もうひとつのリングを取り出して、今度は嫁の左手の薬指に嵌めた。
嫁はそれが指輪だとすぐに気づいて、目を開けた。
「これ……」薬指を月明かりにかざして、指輪を見つめる。
「あのな……結婚してくれてありがとう」
嫁の目を見て続けた。
「普段は言わないけど、その、なんだ……愛してたよ」

その瞬間に嫁は目をカッと見開き、「は?なんで過去形?」
と若干低めの声で聞いて来た。一気にあたりの空気が冷えた気がした。
俺としては「愛してるよ」と言ったつもりだったから、
そりゃあキョトンとしていたに違いない。
嫁はハッ!と何かに気づいた顔をして「だからこの指輪!?」
「え?」「もう愛してないから、ペアリングはお前が持ってけって?!」
「いや、ちがっ」俺が否定の言葉を言い終わらないうちに、嫁は猛ダッシュ。
俺も追いかけようとしたが、あまりの事態に混乱してて、すぐに行動に移せなかった。
酔いと緊張と予想外の展開で、何が起こったのかが理解できないまま、
とぼとぼと家に向かって歩いていたら、見慣れた車がすごい勢いで走り去って行った。




988名無しさん@お腹いっぱい。2010/10/22(金) 01:18:13 ID:

イヤな予感がして、部屋に急いで戻ったが、嫁の姿はやはりなくて、
ダイニングテーブルにはあの2つのリングが残されていた。

すぐに携帯に連絡したが出てもらえず、携帯にメールを送るも、
すぐにダエモンから返信が来てしまう状態で朝を迎えた。

朝イチに引越し業者へ「とりあえず延期で」と伝え、嫁からの連絡を待った。
そして昼頃、うちの両親が部屋に来て、靴を脱ぐなりはり倒された。
いつもなら「殴ったね!」と返す自信があるが、
昨晩から続く悪夢の中で、俺はもういっそ殺してくれと思っていた。

「お前!何したんだ!」と父親に怒鳴られた。
(いい大人が怒鳴られてるよw)と妙に冷静だった。
続けて向けられた怒号に、俺は現実に引き戻された。
「離婚したい理由はなんだ!」
「……え?」「今朝、向こうのお母さんから電話があった。お前が離婚したいって」
「ちょ!違うって!」「なにがだ!冗談じゃすまないんだぞ!!」
沸騰し続ける父親を宥め、昨晩の一部始終を話した。
そうするとあれだけ激高していた父親も「???」となっていた。

大人ふたりで「意味がわからないな」となって、
とりあえずリングを持って「向こうに行こう」と車に乗り込んだ。




989名無しさん@お腹いっぱい。2010/10/22(金) 01:19:43 ID:

それから1時間ほどで嫁の実家に着き、歓迎されていない空気の中、
居間に通されて正座して待った。そして、すぐに嫁が来た。
目は真っ赤で、泣きはらしたあとがあった。
俺はとりあえず「なんか、ごめん」と謝ったが、
顔を上げた先にいたのは鬼の形相の嫁だった。
嫁はわなわなと震え、俺に手帳を投げつけた。母子手帳だった。
「え?妊娠してんの?」今思えば、俺は獅子の尾をぐりぐり踏んでいた。
「離婚するだから、あなたには関係ない」嫁はぴしゃりと言い切った。
「離婚?……離婚って、誰が?」「は?なに言ってんの?!」が溜め息まじりに言った。
「あなたが離婚したいんでしょう?もう愛してないって言ったじゃない!」
しばらく沈黙ののち、俺はようやく一言だけ絞り出した。
「いや、言ってないよ」「じゃあ!ペアリングはなに!?」
俺はリングをひとつずつテーブルに置いた。
嫁のシルバーのリング。俺のシルバーのリング。そして嫁のプラチナのリング。
3つ目のリングを置いた時、嫁は加藤茶ばりの二度見をしたのを憶えてる。

それから、この3つ目のリングを渡して事情を説明し、
昨晩は大事な台詞をかんだらしい事を謝り、離婚する気はないと改めて伝えた。

嫁はようやく冷静になって、それから顔をぐしゃぐしゃにして泣いた。
しゃくり上げながら、子供のように大声を上げて泣いた。
俺もなんか泣いた。父親の方を見たら、父親もなんか泣いてた。

誤解が解け、二人で部屋に戻り、
段ボールの積み重なった部屋で手を繋ぎながら眠った。
俺の右手を力強く掴んでいる嫁の左手の薬指には
結婚指輪とあのリングが嵌められていた。

教訓:滑舌は大事だよ




992名無しさん@お腹いっぱい。2010/10/22(金) 01:25:30 ID:

>>989
全仏が泣いた




993名無しさん@お腹いっぱい。2010/10/22(金) 01:38:08 ID:

「なんか、ごめん」って、もうチョイ気の利いたセリフ出ないのかよw




995名無しさん@お腹いっぱい。2010/10/22(金) 01:44:54 ID:

つーかなげえよ。まとめてそれってドラマだったら船越起用するレベルじゃねーか




996名無しさん@お腹いっぱい。2010/10/22(金) 01:55:50 ID:

妊娠してるのにダッシュしたことは後からちゃんと叱ったか?
そうゆうの大事だよ

っていうか…
テーブルに指輪があって良かったよな
投げ棄てられてたらどうなったことやら




998名無しさん@お腹いっぱい。2010/10/22(金) 02:58:08 ID:

イヤーカツゼツ大事だな。
おれもよく発音悪いとか言われるし気をつけよう。




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