ハニー・ポッター「スリザリンの継承者?なんなの、それ」 その2

486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 22:52:51.07 ID:3UDYp72s0

ハーマイオニー「ハニーの読みは正しい気がするわ。城がこんな時に現れた、この日記。何がないほうがおかしいじゃない」 

ロン「あぁ、ところがどっこい、こいつは文字通り何もないのさ。文字なんて名前こっきりだけどね」 

ハーマイオニー「透明インクかしら……『アパレシウム!現れよ!』」 


パーン!パーン!パパーン! 

ハニー「きゃっ!?」 

ロン「うわっ!?ハーマイオニー、何を現したってのさもう!ハニーが驚きのあまり僕の頭を胸に抱いちまったろうありがとうヒンヒン!!」 

ハーマイオニー「ずるいわ!ずるい!いつもクッションのあなたばっかり!……いいえ、今のは私じゃなくって、この大広間のどこかで……花火?」 

ロックハート「HAHAHAHAHA!!!ホグワーツのみなさん!ハッピーバレンタイーーーーーン!!!!!!」 

キャーーー!ロックハートセンセーアイノキュウセイシューーーー! 

ハニー「……」 

ロン「うわぁ……ヒンヒン」 

ハーマイオニー「は、ハッピーバレンタイーン!」




488 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) !2012/11/11(日) 22:54:26.25 ID:UFEH+Gk60

待ってたよハニー!!!! 
ヒンヒンヒン!




492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 22:57:47.02 ID:VA1F3vTm0

ヒンヒンヒンヒンヒンヒンヒンヒンヒンヒンヒンヒン!




493>>483フーッ2012/11/11(日) 22:58:26.02 ID:3UDYp72s0

ロックハート「HAHAHAHAHA!ホグワーツのみなさん!ここのところみなさんはとーってもサゲサゲでくらーい顔をしておいでですよー!?それで楽しいですかー?青春を謳歌しているといえますかーー!?」 

キャー!ロックハートセンセイセイシュンノハシャーーー! 

ロン「あいつ、脳内までお花畑なのを、大広間中に咲き広げやがったのかい?」 

ハニー「……大広間が、ピンクの装飾に変わったわね。ハートの形の紙ふぶきまで」 

ハーマイオニー「すごいわ、すごい!こんなの、校長先生みたいだわ!」 

ロックハート「HAHAHA!この辛気臭い空気を払拭するために私が考えたこのイベントを校長に提案したところ!オールオーケーで後押しをもらいましたしだいです!いやぁ、やっぱり天才どうし通じ合うものがありますねぇ!」 

キャー!ロックハートセンセイコウチョウナミーーー! 

ロン「ダンブルドアらしいぜ」 

ハーマイオニー「……ダンブルドアとさえ懇意だなんて!」 

ハニー「私にいたっては豚にいしているけれどね」




497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 23:03:35.14 ID:3UDYp72s0

ロックハート「さぁさぁ!私が用意したこの天使たちに想い人への手紙やプレゼントをおもたせなさい!確実にとどけさせましょう!」 

天使s ゾロゾロ 

ロン「……なんだい、ありゃ。小人に悪趣味な羽でもつけたような、いや、ようなというかまんまだねありゃ」 

ハーマイオニー「あぁ、なんて粋な計らいなのかしら!ねぇ、ハニー!私、あなたへのプレゼントもあの天使に……」 

ハニー「えぇ、そう?私は今この場であげるわよ、ハーマイオニー。さぁ、こっちに、本物の天使が見られるかもしれないわ」 

ハーマイオニー「っちょ、こんな大広間で、そんな、あぁ、そんな、ハニー、天使なら、もう、もう目の前に……」 

ジニー「……朝からっ」ギリッ 

ロン「おはよう、ジニー。そうだね、朝からその般若顔はやめとこうぜ、ハッピーバレンタイン」




498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 23:10:31.21 ID:3UDYp72s0

ハニー「あら。ハァイ、ジニー。今日は元気かしら」 

ジニー「!おねぇさま!はい!あなたの顔を見ればすぐ!それで、これは何の騒ぎなの……?」 

ハーマイオニー「あぁ、あのねジニー。ロックハート先生が主催のバレンタインイベントよ。想い人に、あの天使がプレゼントを代わりに届けてくれるんですって」 

ジニー「へぇ、ハーマイオニー。あなたがお熱の、彼が。そう。それなら私は遠慮したいな……っ!?」 

ロン「おいおい、朝から穏やかじゃない会話はやめてくれよ……あれ?ジニー、どうしたんだいそんなにいきなり真っ青になっちまって」 

ハニー「? 私に見惚れて失神したのかしら」 

ハーマイオニー「わ、私は気なんて失わずに見つめ続けてやるんだから!な、なにをとは言わないわ!」 

ジニー「い、いいえ。あの、その日記帳、えぇっと、素敵なご趣味ね!おねぇさま、誰かからの、プレゼント……?そう、言って……」 

ハニー「違うわ。この間、拾ったの。何かあるかもしれない、って。今調べてみていたところなのだけれど。さっぱりだわ」 

ジニー「っ!わ、私、あの!おねぇさまに歌のプレゼントをしたいから、このへんで!また!」 

ロン「あっ、行っちまった……あー、ハニー、覚悟したほうがいい。奴さんの歌のセンスは凄いぜ、君の美しさとは真逆の意味で」 

ハニー「どんな贈り物だったとしてもしっかり受け取るわよ、それが飼い主の正しい姿だもの。そうでしょ?」




503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 23:16:42.24 ID:3UDYp72s0

夜 

ハニー「……」 

ハーマイオニー「……酷かったわね、歌」 

ハニー「……独創的だったわ、えぇ。なんだか、グネグネとかなんとか、やたらとリピートが多くて、何を訴えかけているのかよくわからない……この私が」 

ハーマイオニー「あれの解読はきっと不可能よ、どんな闇払いでも。さっ、もう寝ましょう、ハニー?」 

ハニー「えぇ……もう少しだけ、この日記を調べてから、ね」 

ハーマイオニー「……あまり、根つめないでね。あの……待ってるから」 

ハニー「……やっぱりすぐ寝るわ」 

ハーマイオニー「い、いいから!いいの!えっと、あなたのベッドをしっかり暖めておくから!おやすみ!」 

ハニー「……久しぶりにこっちで寝るのだものね、ハーマイオニー。同室の子たちは気を利かせて他の寝室に行ってくれたし、ほんと、みんな優しいわ。私の周りって」 


ラベンダー「パーバテ

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