ハニー・ポッター「スリザリンの継承者?なんなの、それ」 その1

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:31:55.23 ID:3UDYp72s0

ロックハートの部屋 

ビンズ「ホグワーツの創始者、サラザール・スリザリンが残したという秘密の部屋。彼の意志を継ぎ、かの部屋を空けホグワーツを粛清する者こそが『スリザリンの継承者』である。そう言い伝えられておりますなヒンヒン!」 

ハニー「ふぅん、そう。賢い豚は好きよ?」フーッ 

ビンズ「ヒンヒン!ありがたいですな!ヒンヒン!」 

ロン「ゴーストでさえ速攻これだよ。ちくしょうなんだって僕は『ホグワーツの歴史』を丸呑みしてなかったんだ!」 

ハーマイオニー「そういうのは私の専門よ、ロン。あれから私たちは、ろ、ロックハート先生の部屋に先生達と移動したのだものね。あぁ、壁中先生だわ……」 

ハニー「それはどうだっていいの。とにかく……」 

フィルチ「喋るなこの犯罪者ども!お前たちが私の猫を!それに、なんだその態度は!ふざけてるのか!」 

マクゴナガル「アーガス、少し抑えなさい。あー、ポッター?私はあなたがたを疑って連れてきたわけではないのですが」 

マクゴナガル「……流石に、そう、ウィーズリーを下に敷き、グレンジャーに抱きしめられているのは、渦中の者の態度とは思えませんが?」 

ロン「そりゃないぜ先生!あのハニーが猫がそんな風になっちまってるのをみて平気だとおm」 

ハニー「ロン」 

ロン「なんだいハニー!僕のハニー!」 

ハニー「後頭部をおもいっきり小突かれるのと、ヒンヒン鳴くの。どっちがいいのかしら」 

ロン「どっちもさ!もちのロンでね!ヒンヒン!」




2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:33:07.87 ID:Mb7QUOqc0

マルフォイ「うおおおおおおおお!」




3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:34:17.88 ID:3UDYp72s0

ハニー・ポッター「秘密の部屋?なぁに、それ」 
のつづきやで堪忍な!




5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:34:33.46 ID:k/nPYhw60

またおまえか




6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:36:25.97 ID:YQmXx43l0

きたか




7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:36:28.88 ID:wG1eAcWRO

ずっと待ってたよハニー!ヒンヒン!ヒーン!


9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:37:40.17 ID:cTQorwvS0

豚は御行儀良く待ってたよ! 
ヒンヒン!




10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:37:58.60 ID:qSzqMQwE0

まってたよヒンヒン




12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:39:59.79 ID:3UDYp72s0

ハニー「どうしてこの私がまたこの部屋にいないといけないのかしら……まったく、不快だわ」 

ロン「あぁごめんよハニー!こんな壁中ロックハートの写真の部屋なんて僕もまっぴらさ!世界中の壁が全部君の肖像画で覆われればいいのに!」 

ハーマイオニー「失礼なことを言わないのハニー!それに、あなた、あの廊下から離れられてとってもホッとしてたじゃない」 

ハニー「水浸しでとても汚かったからね、えぇ」 

ロン「僕が足元に寝転がったから君の足は一ミリも濡れてないけどね!」 

ロックハート「猫を殺したのは『異形変身拷問の呪い』に違いありませんえぇ間違いありませんよフィルチさんお任せあれ僕にかかればあんなものはですねぇ!」 

フィルチ「うぅ、ノリス、ミセス・ノリス……」 

スネイプ「……そんなにこの猫の状態について見聞がおありならば、こちらに来て調べるのを手伝ってはどうですかな?」 

ロックハート「おぉっとスネイプ教授!若輩の私があなたがたのお邪魔なんてしませんよ!HAHAっ!」 

ダンブルドア「アーガス、猫は死んでおらんよ。石になっただけじゃ」




14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:45:29.78 ID:3UDYp72s0

ロックハート「やっぱり!私もそうだろうと思っていましたよダンブルドア!HAHAHA!やはり私たちは天才どうし息があうようですね☆」 

ダンブルドア「ほっほ、そうじゃのうギルデロイ」 

ロン「……あいつ、ついさっき『猫を殺したのは』って言ってたよな」 

ハニー「ねぇハーマイオニー、あなた本当にあんな人を支持するの?私でなく?あんな豚以下を?」 

ハーマイオニー「こ、細かいことよきっと言い間違いよ!むしろわざと間違うことで私たちに注意を喚起して、とか、そういう、あぁハニー、そんな目でみないで……」 

ダンブルドア「ただ、どうしてこの状態になったのやら。わしにも皆目検討がつかん」 

フィルチ「そいつらに、そいつらに聞いてくれ!!私の猫を石、石にしやがったのはそいつらだ!」 

ロン「あー、確かにハニーの前には石みたいになっちまう人がままいるけどさ。茫然自失になるくらい完璧だから」 

ハニー「そうね、それで高貴で可憐で儚げ、知ってるわ」 

ハーマイオニー「事実でしょうけど今はそれはいいの。あの、校長先生、私たち、なにがなんだか……」




15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:46:30.84 ID:4qnNKr8G0

ヒンヒン 
ハニーかわいいよハニー




20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 10:52:00.86 ID:3UDYp72s0

マクゴナガル「当然です。ただの二年生に、こんなまねが出来るはずがありません」 

ロン「先生、先生!ハニーをただの二年生!?とんでもない!ハニーはもはや全校生徒の上級生さ!」 

ハニー「私の下につくという意味でね」 

ハーマイオニー「お願いだから少し黙ってて頂戴」 

ハニー「あら、黙らせてくれるの……?」 

ハーマイオニー「なっ、んなっ、そんな期待顔で待たれたって知らないんだから!そ、そんな。やだ、私今日リップ……違うったら!!」 

ロン「先生、ちょっといいですか?猫のことは後回しにして、少し様子をみません?」 

ダンブルドア「異論ないのぅ」 

マクゴナガル「アルバス」 

ダンブルドア「アーガス、落ち着きなさい。これは非常に高度な闇の魔術じゃ。それに、君の猫をどうしてこの子たちが襲う理由がある?」 

フィルチ「こいつらは、こいつらは私が罰則についてネチネチ言ったことをうらんで……!それにきっと、私が、私が出来そこないのスクイブだという噂も知っているに違いない!だから、あんな昔話の文句を……!」




23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:05:40.52 ID:3UDYp72s0

スネイプ「興奮しているところ悪いが、フィルチ。我輩はどうも、この三人は単に間が悪くでくわしただけのように思いますな」 

ハーマイオニー「! スネイプ先生が、私たちを庇った……?」 

ロン「おったまげー、ハニー、君いつのまにあいつを豚に加えてたんだい?」 

ハニー「そんな覚えはないわ。あちらが勝手に私を崇め奉るのは好きにすればいいと思うけれど」 

ロン「あぁ、だってそれって登ってきた朝日を見つめて今日一日に感謝するくらい当たり前のことだもんな」 

スネイプ「とはいえ、校長。どうにも疑わしい状況が存在するのもまた事実。例えば、どうしてこの三人は罰則の後ハロウィーンパーティーの会場ではなくあんなところへ向かったのか、など」 

ハニー「……そうね、いい質問だわ。私たち、特にお腹が空いていたわけでもなかったもの。それより疲れていたから」 

グゥーーーッ 

ハニー「……」 

ロン「ハーマイオニー!何か腹につめるものもってないかい!?僕ペッコペコさ!お腹と背中がドルーブル風船ガムで引っ付くくらいにね!」 

ハーマイオニー「えっと、ノンシュガーのスナックしか、も、もうロンったらはしたないわそうよね今のはあなたのお腹の虫よね知ってるわ!」 

スネイプ「……なんとまぁ熱い友情ですな。どちらにしろ、ポッター。貴様の証言は今この瞬間矛盾したわけだが」




25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:14:25.79 ID:3UDYp72s0

スネイプ「校長、お聞きになったでしょう。この三人はどうにも、正直に証言をしているとは言えない。これでは事態を解決しようという我々の邪魔にしかなりません」 

ロン「それじゃ、お世話様。邪魔な僕らは帰ろうかハニー、さぁ僕の背中にお乗りよ!ヒンヒン!」 

ハーマイオニー「もう乗ってるでしょ」 

スネイプ「軽口はやめろ!とにかく、全てを正直に話すようになるまで、このアイマスクでも被せて……」 

マクゴナガル「セブルス」 

スネイプ「ゴホン、権利の一部を取り上げるのがよろしいかと思われますな。例えば、クィディッチの出場停止なぞ……」 

ダンブルドア「おぉーう、セブルス。猫は箒の柄で殴られたわけではおらんよ。それに、疑わしきは罰せず、じゃ」 

フィルチ「! そんな!私の猫がこんなことになったのに、こいつらが無罪放免だって!?」 

ダンブルドア「アーガス、何度も言うようにこの子らにはこんな真似はできん。なぁに、そう悲観せずともよい。ポモーナ、そうじゃろう?」 

スプラウト「えぇ、えぇ。フィルチさん?今年度は温室で『マンドレイク』を育てていますからね」 

ハーマイオニー「! 強力な回復薬!」 

ロン「僕はハニーに命じられれば骨になっても復活するけどね」 

ハニー「そもそもそんな状況にはさせてあげないわ」




27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:23:48.20 ID:3UDYp72s0

ダンブルドア「十分に『マンドレイク』が復活すれば、薬で元に戻してやれるじゃろう。そうすれば……」 

ロックハート「HAHAHAHAHA!それでは、その薬を作るのは僕にお任せあれ!」 

ロン「……暫く黙ってたと思ったら。あぁハニー、耳をふさぐかい?」 

ハニー「そうね、その体勢から私の耳まで腕を伸ばすのは大変でしょうけれど、あなたなら出来るわよね、ロン?私の豚?」 

ロン「ヒンヒン!そりゃそうさ!なんてったって、ぼ、僕、はっ!」 

ハーマイオニー「ロン、豚のあなたでも人体の限界を越えるのは無謀だわ」 

ロン「そんなものハニーの前では霞むよ。あとハニー以外が僕を豚って呼ぶのはやめろよ」 

ロックハート「HAHAHA!お嬢さんたちそんなに騒ぎ立てることじゃないさ!僕ならいくらだって作れてしまうよね、『マンドレイク回復薬』なんて!」 

スネイプ「……」 

ロックハート「眠ってたって作れてしまいますよ!なんなら実演しましょうか!」 

スネイプ「……」 

ロックハート「今まで何度もその薬は……おっと、そういえば以前作ったものが余っていたかな!?HAHAHA!少しお待ちを……」 

スネイプ「……」




28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:32:30.79 ID:3UDYp72s0

スネイプ「お言葉だが、ロックハート」 

ロックハート「HAHAっ!なんです、スネイプ教授!あぁ、私に弟子入りですか!もちろんですよしくよろにあなたへ魔法薬のなんたるかを……」 

スネイプ「マンドレイクを用いた蘇生薬を作るには事前に念入りに吟味した材料と複雑な工程が必要なわけですが、それを眠っても出来る、と?それに、以前作っていた?とおっしゃいましたかな?」

ロックハート「HAHAHAHAHA!それはもちろん、私にとっては造作も無いことで……」 

スネイプ「なるほどこれはこれは、ロックハート、いやギルデロイ。あなたは希代の魔法薬学者のようだ」 

ロックハート「いやぁHAHAHA!それほででも……あるよn」 

スネイプ「マンドレイクを用いた薬品は鍋から上げてもれなく1 時間でダメになるためにその保存方法は今でも研究がなされ、発見者には数多の勲章が約束されているという代物だというのに」 

ロックハート「HAHA……へ?」 

スネイプ「それでは、見せていただきましょうかな。ロックハート。貴殿の研究に基づいたその素晴らしい成果を……どうされましたかな?本 当ならば、我輩から魔法薬学会に後押しして君を向かえる準備をですな」 

ロックハート「……」 

スネイプ「……この学校の魔法薬の先生は誰だ?」 

ロックハート「スネイプ教授です、ね」 

スネイプ「それでいい。でしゃばるな」




30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:37:58.70 ID:3UDYp72s0

ロン「なんだかロックハートを隅に連れて行って凄い勢いでまくしたててたぜ、スネイプの奴」 

ハーマイオニー「なんて人なのかしら。最低よね。ねぇハニー?」 

ハニー「私、去年からそう言ってるのだけれど、あなたの今年のおかしさには負けると思うわ」 

ロン「君は去年にも増してステキだけどねハニー!」 

ハニー「そうね、加速度的に素晴らしくなる、それが私ね?」 

ダンブルドア「うむうむ、成長しているようで何よりじゃ。じゃがハニー、ロン、ハーマイオニー?無茶を、してはいかん」 

マクゴナガル「そのあたりに関しては成長がみられないようですが、ね。ミス・ポッター、ミスター・ウィーズリー。今年度の初めにいったことをお忘れないよう」 

ハニー「……えぇ、マクゴナガル先生。あと、腹黒豚」 

マクゴナガル「校長先生とお呼びなさい!」 

ハニー「だってその豚、絶対何か勘付いてるもの」 

ダンブルドア「ヒンヒン」 

マクゴナガル「アルバスものらない!帰ってよろしい!」




31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:41:01.38 ID:7BmsiiIIO

ヒンヒンせざるをえない




33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:42:45.34 ID:NIjfDpy3O

マクゴナガル女史はぶれないねぇ




34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:43:12.17 ID:3UDYp72s0

ハニー「私がおかしな声を聞いたってこと、話さなくて正解よね?」 

ロン「あぁハニー!君はいつだって正しいさ!」 

ハーマイオニー「そうね。他の人には聞こえない声、だなんて。正気とは思われないもの……あぁ、別にあなたがどうって、わけじゃ!」 

ハニー「分かってるから。ふふっ、正気じゃいられなくさせる?それとも、される……」 

ハーマイオニー「あっ、そんなフリじゃないったら!ちょ、あぁ……ハニー、あなたの手、まだ震えて」 

ハニー「……寒いからよ、そうよ」 

ロン「違いないねハニー!もう11月だものねハニー!ヒンヒン!」 

ジニー「……」ギリッ 

ロン「……ジニー、寮の前で待っていてくれたのはありがたいけどね。その顔怖いぜ?ママが泣いっちまうよ……いやむしろ喜ぶか」




35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:45:15.38 ID:M8rwMqp30

ビンズってどんなやつだっけ




43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:57:30.95 ID:DwOaFuyj0

>>35 
魔法史の担任でゴースト。眠くなる授業に定評がある




37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:47:39.44 ID:3UDYp72s0

ハニー「あら。ハァイ、ジニー。寮に帰る混雑で潰されたりしなかった?小さな可愛い私の妹」 

ジニー「あぁ、おねぇさま……うん、私、あの……なんだか……」 

ハーマイオニー「妹、なによ……あら?ジニー、あなた……顔色、悪いわ?大丈夫?」 

ロン「ハーマイオニー、いくらハニーに構われるのが自分でありたいからって君ね」 

ハーマイオニー「ち、違うわよ!あぁ、違うくも、もう!そうじゃなくて!ジニー、あなた本当に顔色が……」 

ジニー「あっ……ぁ、これ、は」 

ロン「あー……そうか、ジニーは猫が好きだったもんな。猫が襲われたって聞いて、ショックなのかい?」 

ジニー「っ、ぇ、そ、そう!そう、なの……猫、えぇ」




38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:49:40.35 ID:/Rke39iY0

ヒンヒン!




39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:51:35.08 ID:3UDYp72s0

ハニー「そう……平気よ、ジニー」 

ジニー「えっ……はゎっ!お、おねぇさまそんな抱きしめていただけるなんて……!」 

ハニー「私も猫は好きだから、よく分かるわ……ふふっ、あなたって、子猫みたいね?」 

ジニー「あぁっ、あぁ……にゃ、にゃーん」 

ハーマイオニー「私って、どうして猫じゃないのかしら」 

ロン「マクゴナガルに弟子入りでもすればどうだい」




40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 11:55:07.09 ID:bxuCeI2B0

これジニー乗っ取られないだろ




42 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(-1+0:15) 2012/11/11(日) 11:55:55.08 ID:RcIrx++V0

スネイプはハニーにアイマスクを付けて何をするつもりだったの?(すっとぼけ)




45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 12:00:17.44 ID:3UDYp72s0

数日後 

ハニー「……まただわ」 

ロン「あー、あぁハニー!君はいつでも城中の目を集めているねハニー!だって君って歩く幸福そのものだものね!」 

ハーマイオニー「歩いているのはあなただしあなたくらいの背の高いのに背負われれば嫌でも目立つけどね。ハニー、あまり気に病むことはないわ」 

ハニー「……やよ、私のあずかり知らないところで、ヒソヒソされるのは」 

ヒソヒソ……スリザリン……ヒソヒソ 

ロン「まーったく、この城の連中ったら何でもかんでも信じるんだもんな。大丈夫だよハニー!僕が信じるのはいつだって君だよ!君が白いといえば全英中のカラスだって漂白剤に身投げするよ!」 

ハーマイオニー「大方、私たちのがスリザリンの継承者だ、とでも噂してるのでしょうね」 

ハニー「……」 

――君はスリザリンで偉大になれる可能性が―― 

ハニー「ロン、私の豚。私はだぁれ?」 

ロン「ヒンヒン!僕のハニーはグリフィンドールのハニー・ポッター!それ以上でも以下でもないよ!ヒンヒン!」 

ハニー「……あなたって」 

ロン「ヒンヒン!   君が何を考え出すかなんてお見通しさ、もちの僕でね。ヒンヒン!」




46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 12:00:59.39 ID:hIv+DPWF0

待ってました!ヒンヒン!




49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 12:06:30.46 ID:T/SIYbFu0

ロン…流石一番の豚だぜ…




50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 12:07:12.42 ID:3UDYp72s0

ロン「とにかくハニー、一時だけさ。この城の奴らって単純だものな」 

ハニー「ふふっ、そうね。素直な豚さんは好きよ?」フーッ 

ロン「うひゃぁヒンヒン!ヒーン!」 

ハーマイオニー「あぁ、私毎朝牛乳飲まないと……ともあれ、そうね。ヒソヒソしている人もいるけど、普通にヒンヒン言っている人の方が多いもの」 

アァハニー! ヒンヒン! 
 オハヨウハニー!ヒンヒン! ロンシネッ!! 

ロン「ハハッ、やだねっ!!」 

ハーマイオニー「気にするだけ無駄よ、ハニー。それにあの、あなたには私たちがいるじゃない」 

ハニー「……えぇ、そうだったわね。いつだって、そう、こんな暗い廊下でも……暗い廊下?」 

ロン「うん?あれ?ハニーの感触を喜んでたらなんだか曲がるとこを間違っちまtt あっ」 

ハーマイオニー「ロナルド、そこに正座しなさい……あら、ここって」 

ハニー「私以外が私の豚をお仕置きなんて許されないわよ。ここは……例の廊下ね、猫が石になってた」




51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2012/11/11(日) 12:12:16.44 ID:3UDYp72s0

ロン「あの文字はそのまんまか。相変わらず、水浸しだなぁ。ここ、どうなってるんだい?」 

ハーマ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)