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97名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/13(月) 10:18:25 ID:

剣道三倍段と言うからな。
剣道有段者に得物を持たせると、空手・柔道・合気道等他武道の有段者でも
三倍の段数(剣道初段なら他武道系三段)ぐらいじゃないと対抗できないと聞いた覚えが。




99名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/13(月) 11:06:51 ID:

>>97
まぁ、それは場所が野原なんかの話であって、
通常のマンションなどの室内だったりすると取
り回しが悪いのでそれほどの差にならない。
ただ、打撃系はかなり相性が悪いのは確かだけど。




112名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 02:32:46 ID:

すまん。あげちゃった。

>>99
寝室には2本の木刀が常備してあって
1本は室内対戦用で、もう1本は庭先での対戦用。
いずれも嫁の希望に合わせた特注品だ。

この2本だけじゃなくて、家にある木刀は
貰い物以外は、素振り用のものも含めて全て特注品
嫁は、木刀や竹刀に対するこだわりは相当なもんだ。

室内対戦用木刀は、道場なんかよりはずっと天井の低い我が家でも十分振り回せる長さ。
長さや材質、形状は全部、嫁試行錯誤して決めた。
詳しくは分からないけど、なるべく相手を殺さず、かつ不意の攻撃にもミスなく対処できるように
スピード重視の設計らしい。

こちらは強盗との室内対戦に備えて事前準備してるわけだから
室内だと取り回しが悪いような木刀は選択しないよ。




115名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 06:21:46 ID:

>>112
急にネタっぽくなったな。
そこまでこだわりがあって常備されてるんなら
>>79-80みたいな反応にはならんだろ。




116名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 07:20:09 ID:

>>115
分かりにくい文でスマソ

木刀にいろいろこだわってたのは知ってたけど所詮、女のオママゴトだと思ってた。

ちなみに、木刀を寝室に用意してるうちの長い方は
当初は有事に俺が使うためのもののはずだったもの
ところが嫁が
「どうせなら、一本は室内用にして、もう一本は室外用にしようよ?」
と言ってきて、材質とか長さとかをイロイロ勝手に決めてしまった。
俺は「寝室に木刀が2本あるなら、木刀の長さとかは何でもいいよ」と思って
嫁の好きなようにやらせた。

ちなみに>>79で一番驚いたのは
嫁の剣道が犯人に通用したことじゃない。
嫁が積極果敢に犯人に突きを食らわしたことだ。




117名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 07:39:32 ID:

今度は面打っても相手が死なないように竹刀も準備しといたら?
脇差に木刀持って二刀流は無理?

んで、お前のイライラが解消したってのはいつ頃の話?




118名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 08:11:34 ID:

>>117
さあ。いつ頃かなあ
仲直りしたのは事件から半年後ぐらい。

嫁に対するイライラが解消されたのは、
もっとずっと前なんだろうけど
一度自分から冷たい態度とり始めたら引っ込みがつかなくなって
結局、半年も冷戦を続けてしまった。

冷戦の間、俺はずっと
「俺は嫁の冷血なところに嫌気がさしたんだ」と思い込んでて
自分が不快に思うのはそれなりに合理性のあることなんだって思ってたんだけど
あるとき、実はそうではなく、単に男のプライド傷つけられて
イライラしてただけって事に気付いた。

自分の小さな心に気付いてようやく

>すっかりいいとこ無しで主人の面子は丸つぶれだけど
>嫁も無事だったし、誰も死ななかったし
>仕方ないものとしよう

と思えるようになった。

嫁に二刀は無理だと思うよ。
剣道のルール上二刀でも問題ないし、実際二刀使う選手もいるらしいけど
嫁は一刀で闘う練習しかしてない。




119名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 08:17:13 ID:

それにしてもなんにしても盗人に追い銭はヘタレすぎ。テロには妥協してはいけない。
今からでも武道を習うほうが自分のプライドを守る助けにはなるんじゃないかと思うがね。




120名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 08:43:22 ID:

>>119
うーん。どうかなあ。
俺の場合、たとえ武道やったとしても、
命のやりとりの喧嘩避けて交渉選ぶヘタレぶりは変わらない気がするんだが。

俺が、嫁みたいに
ナイフ持ってる基地外に先制攻撃してる姿なんて全く想像できないし
なんか、もう心で嫁に負けちゃってるのよね。





122名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 09:02:09 ID:

>>120
まあそんなもんだよ。
俺も、厳しい練習してきたけど、
酔っ払いに絡まれて頭に血が上って体が動かなかったことあり。

たださ、ヘタレというけど、それが本当の大人の対応だと思うよ。

やっぱり向き不向きはあるし、それを気にするのがまた人間なんだろうけど
スーパーマンにはなれないよ。




124名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 09:09:14 ID:

自分で対処しろとまでは言わんがプロをどうにかして頼むくらいのスキは稼げるんじゃないかと。
警察を呼ばないというのを代償として提供するのは…




125名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 09:13:33 ID:

俺は最初のうち
「根性」とか彫ってある土産物の木刀買う人なんて
いまだにいるんだなぁ、と思いながら読んでた




126名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 09:16:27 ID:

実戦で動けるか否かは、経験の数で養われてくる

自己のヘタレを棚に上げて、危機に備えていた嫁を不当な理由で蔑むとは
不届千万、以後は反省の意味をもって先ずは日々素振り百回から始めよ




130名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/14(火) 09:32:59 ID:

>>126

>実戦で動けるか否かは、経験の数で養われてくる

人生の中で、刃物持ったやつと実践でまみえる機会が何度あるのかと




148名無しさん@お腹いっぱい。2007/08/16(木) 07:31:09 ID:

いい話だと思って読んでたら、後日談が後味悪いなw




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20 COMMENTS

名無しさん

なんでだよこいつ

フッと強盗に向かっていったと思ったら直ぐに小手をしてナイフを叩き落とす嫁!!

強盗も痛みに耐えとっさにナイフを拾おうとしたが首に木刀で突いてノックダウンだ!!

やったぜ カッコいいぜ 嫁!
その後警察には連絡しないで慰謝料として1億貰いました
この事件があってから益々嫁には逆らえなくなりました
終わり

返信する
匿名

犯人は嫁の方に刃先を向けたナイフを振り回しながら
「いい度胸だ、てめえ覚悟はできてんだろうな?」とか
「俺の喧嘩は、生き死にの喧嘩だぞコラ」とか
「知ってるか。下っ腹刺されると、長い時間苦しんで死ぬんだよ。ハハハ」とか
「死ぬか?コラ?」とか
嫁に向かって言ってた。

でも嫁は、犯人の言葉には一切反応せず、無言で犯人を見ていた。

左右にフラフラ動きながら怒鳴り散らす犯人とは対照的に
嫁は木刀を正眼に構えたまま動かず、静かに犯人を見ていた。

犯人と嫁の間は結構離れてて
犯人はある程度距離があるところから嫁に怒鳴ってた。
俺も犯人も、まだ嫁と犯人がチャンバラする間合いじゃないと思ってた。

でも嫁は突然、その距離を一足飛びに詰めて、
木刀を犯人の小手に叩き込んだ。
嫁は、今までは深い湖のように静かに構えてるだけだったのに、
突然、烈火のように猛烈な攻撃に転じた

ホント、電光石火だった。
たぶん俺が犯人でも避け切れないと思う。
まだ嫁の攻撃可能圏内じゃないと思ってたし
なにより驚くほど速かった。
予備動作も分からなくて、いきなりバンと来た
犯人がナイフを落としたので
俺は無我夢中で犯人の足元にスライディングしてナイフを拾った。

俺「もう無駄な抵抗は止めてください」

立ち上がって、拾ったナイフの刃先を犯人に向けて俺はそう言った。
犯人は木刀で叩かれた右手を押さえて「うう~」とうめき声を上げて
立ち上がれずにいた。

犯人がほぼ無抵抗だったから
俺は自分のベルトを使って犯人を後ろ手に縛った。
小手を食らった手を後ろ手に回したとき
犯人は「ぐああああ、痛てえええ」と大声で叫んだ。

縛るときになってようやく気づいたんだが
犯人はそんなに体格よくない。
身長は、嫁と同じぐらいだから164cm前後だと思う。
体つきもそんなにしっかりしてない。
体重も60キロないと思う。
年齢も40過ぎみたいだし。

冷静に考えれば28歳、身長178cm、体重75kgの俺の方が
身体能力的にはずっと上なんだよな。
もし犯人と俺が格闘してれば、ナイフ出される前にKO出来たのかもしれない。
でも、これは結果論
あの非常時、俺はこいつと格闘するなんて、考えもしなかった。

それ以前に、犯人の身体能力が低いことも気づかず
それどころか犯人を身長以上に大きく感じてた。

俺が縛っている最中、縛り上げられてる犯人に向かって嫁が言った。

嫁「あの、お願いがあるんです。
木刀で打ち込んだのは、あたしじゃなくて圭君てことにしてほしいんです。
あたしは寝室から木刀を持ってきただけで、後は圭君がやった
そういうことにしてもらえません?」

犯人「ああ、そうしてもらえると俺も助かるよ。
こんな小娘にやられたなんて、みっともなくて言えたもんじゃねえからな。
裁判になれば親類も来るだろうし、
俺だって、こんなこと知られたくねえよ」

犯人は苦痛で汗をビッショリかきながら嫁に向かって笑った。
後から警察に聞いたんだけど
犯人は肋骨と手の骨がポッキリ折れてたらしい。

それからすぐに警察が来た。
警察が来るまでの間、嫁と犯人は妙に仲良く話し込んでた。
犯人は嫁をたいしたもんだと褒めてた。
なんだっけ?
ストックホルム症候群とかリマ症候群とか言うんだっけ?こういうの。

後になって、なんで外にいろって言ったのに家の中に入ってきたのか嫁に聞いたら

「悲鳴が聞こえたからもう夢中だったよ。
それに、圭君だけだと殺されちゃうかもしれないけど
あたしがいれば、女だから体触られるぐらいですむかなと思ったの。
警察が来るまでの短い間だから、最悪、それでなんとかそれでしのごうと思ってたんだ」
と言った。

犯人がナイフを出したとき何で笑ったのかを聞いたら
「そう?笑ってたかなあ」と笑ってごまかしてた。

いや、そんな答え怖すぎだから。

しつこく聞いたら
「ナイフ出されたときね、これなら勝てるとは思ったよ。
それで笑っちゃったのかなあ」
と言ってた。

「前に道場の友達からね
剣道やってる人からすれば、相手が素人の場合
素手で向かってこられるよりも
ナイフとか木刀とか持って向かってこられた方がやりやすいって
話を聞いたことがあってね
その話を思い出したの。

ボクシングみたいに素手で構えて間合い詰められると
打ち込める場所って面ぐらいしかないのよね。
女の力で木刀じゃ、胴はあんまりダメージ与えられないし
かといって、木刀で面なんか打ち込んだから
間違いなく殺しちゃうから、それもできないし

でも、相手が何か武器持ってくれたら
木刀なら、小手を打てばそれで腕の骨が折れるから都合がいいんだって。
その話思い出して、これなら勝てるって思ったんだ」

あのとき嫁は、身動きせず正眼に構えてた。
でもそれは、静かな林のごとく構えていたんじゃなかった。
一撃で犯人を仕留めるために
犯人に小手を打ち込む機会を、全神経を集中させてうかがってたんだ。
まるで、気配を消して風下から獲物に近づき、
獲物に飛びかかる一瞬の好機を探す肉食獣のように。

子ども見たいに笑いながら嫁は言った。
普段はおっとり系で、こんなかわいい顔してるこいつが
リアル犯罪者の持つナイフを前にしても全く平常心で
しかもそこに勝機を見出せるような凄腕の剣豪だとは、
全く思わなかった。

木刀持って寝室からリビングに戻って来たとき
最初に嫁の目に入ったのは、
ボコボコに顔殴られて鼻血が出てるけど
それでも、鼻血を拭きもしないで
必死に犯人にしがみ付いてる俺の姿だったそうだ。

それ見たとき、嫁は全身の血が沸き立つような怒りを感じたそうだ。
このままじゃ俺が殺されると思って
最初の一太刀目から全力で面に打ち込んで
犯人を殺すことも、一瞬頭によぎったらしい。

でも、今までの試合経験上、
あんまり頭に血を上らせると結果出ないことが多いから
沸き立つ怒りを懸命に抑えたらしい。

嫁の場合、目をつぶって静かに精神統一した直後みたいな状態が
相手の動きがよく見えるし、判断力も最高の状態で
もっとも調子がいいとのことだ。

少年漫画じゃ、怒りの一撃で主人公が悪の親玉に逆転勝ちするのがセオリーだけど
現実はそうじゃないみたいだな。
「絶対に負けられない」という強い思いは、
逆に動きを硬くすることが多くて、
むしろ、その考えの牢屋から抜け出すことが勝利への近道だって嫁は言ってた。

嫁は、出来るだけ頭を冷やしてベストな状態になるように努めて
その結果、初太刀は女の力でも男に大ダメージを与えられる紋突きに決めたらしい。

もし犯人がナイフを出さなくて
小手を狙う機会がなくなって、
しかもお前の突きも十分警戒したらどうしてたかって聞いたら

「うーん。考えたくないけど
どうしても勝算がなかったら、やっぱり面に打ち込んでたと思うな
あの人は死んじゃうかもしれないけど、
それでも圭君殺させるわけにはいかないもん」

生真面目で温厚な嫁が言う「殺す」という言葉からは
チンピラが言う「殺すぞ」などという言葉にはない
ゾッとするぐらいの物凄い重みを感じた。

こいつって、こんなにすげえ奴だったっけ?
もう、頭上がらないとかそんなレベルじゃないんですけど。

何はともあれ、嫁が殺人者にならなくてホントよかったと思う。
たとえ正当防衛が認められて無罪になっても
嫁の性格からして、殺したりしたら
一生、遺族に謝罪と賠償し続けるだろうしな。
チンケな犯罪者のために、嫁にそんな重い十字架背負ってほしくない。

すっかりいいとこ無しで主人の面子は丸つぶれだけど
嫁も無事だったし、誰も死ななかったし
仕方ないものとしよう

その日、取調べと治療が終わってから、俺は嫁と熱い夜を過ごした。
バックから嫁を突いてるとき
あのとき、もし嫁が負けてたら
きっと犯人は嫁にこんなことしてたんだろうなあと考えたら
嫁を犯す犯人になった気分になって、ありえないぐらい興奮した。

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匿名

これ続きあるはずだけど
嫁さんがナイフ持ってる相手のほうがやりやすい的なこと言ってた

返信する
匿名

ごめん、妄想としか思えない
ネットでイキるオタクとやってることなにも変わらんぞ

返信する
匿名

これは完全に嘘松
青ポチつけるなら※12の部分まできちんと最後までまとめろや無能管理人

返信する

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