高齢の両親が「クリスマス前にこの洋菓子店閉める」と言い出し、私が「店じまいの手伝いに帰るね」と言った。閉店の日、常連のおじいさんがケーキを買って帰ったのだが…

引用元:□□□チラシの裏5枚目□□□

913名無しさん@おーぷん2017/11/30(木)00:20:11 ID: ID:haw

実家が長いこと洋菓子屋やってたんだけど、両親共に高齢になって来て母も通院が増えて、
忙しくなるクリスマス前にもう店閉めることになったのよ
で先週店じまいの手伝いしに帰ったんだけど、
昔からの常連の近所のお爺さんが、閉店の日にケーキ買って手紙残して挨拶して帰って行って、
その達筆のお手紙を皆で読んだら、
「結婚記念日、子供たちの誕生日、妻の誕生日、嬉しい来客がある日、孫が遊びに来る日、
私はここでケーキを買って、赤ん坊のように大事に抱えて帰りました
この洋菓子屋の名前を呟くと私の胸は躍ります
私の人生の中の掛け替えのない日に挟まれた栞であり、大事な思い出のよすがであるからです」
とか書いてあって、すごい泣けた




915名無しさん@おーぷん2017/11/30(木)00:26:30 ID: ID:haw

なんか親を疲れさせず店閉める!掃除に下取り業者とのスケジュール合わせにって現実的な実務にばかり頭が行って、
実家同然だった店を閉めるっていうことへの感傷的な気持ちは押し込めてたんだよね
お爺さんからの手紙を読んで、立派な弔辞を貰ったなーって思えて、安らかに店の最期を見送れたよ




916名無しさん@おーぷん2017/11/30(木)07:02:40 ID: ID:CzZ

>>915
愛される店だったんだね。
お疲れさま。




917名無しさん@おーぷん2017/11/30(木)07:38:13 ID: ID:RJz

>>915
弔辞ではないよ
お店はずっと誰かの思い出の隅に生きてるのさ




918名無しさん@おーぷん2017/11/30(木)08:40:43 ID: ID:O85

>>915
ご両親もあなたもお疲れ様
それにしてもそのお客様、とても綺麗な文章を書かれる方だね
その気持ちを形として残せるようにしたためてくださるってなかなかないから
本当にその方の中で大事にされたお店だったんだね




919名無しさん@おーぷん2017/11/30(木)12:45:18 ID: ID:c9h

>>915
ここ最近で一番すてきなお話だった。ありがとう。
自分の実家が商売畳んだ時の寂しさを思い出したわ。

あなたもご両親もお疲れ様。しばらくはお店への未練や生活習慣の変化に戸惑うかもしれない。でも必ず良い思い出になる。
実家が商売屋だったっていうのはルーツに誇りが持てて、私自身は良かったと思ってるよ。




920名無しさん@おーぷん2017/11/30(木)18:07:49 ID: ID:f9Q

すてきね~
おじいさんのように思いやりのある人間でいたいわね
ご両親ともにお疲れ様でした




921名無しさん@おーぷん2017/11/30(木)22:39:44 ID: ID:6vB

父が帰宅途中でケーキを買ってくるようになって、ちょっとだけ家庭内での父の地位が上がったことを思い出した
そこのケーキはクリームが美味しいので、地味な店舗だったけど私も車の運転するようになって時々行ってた
運転の範囲も広がり口コミの情報などでほかのお店へも行ったりして頻度は減っていたけど、
周囲に派手なお店が次々と出来たのと、お年のためもあってなのか、閉店していたのに気づいたときの寂しさったら




9 COMMENTS

匿名

掛け替えのない日に挟まれた栞っていいね
何かの本で似た表現を読んだことがあるんだけど何だったかな

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匿名

いい話だ。
タイトル読んで「閉店に文句言われたのか?、親がやっぱり続けるっていいだしたのか?」と思ってしまった家庭板脳な自分が虚しいわ。

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匿名

なんて綺麗な言葉で綴られた手紙なんだろう
誰かにとって思い出のある場所が終わるとき、
どうしてこうも切なく優しい気持ちにさせるのか

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匿名

ご両親はきっと丁寧で誠実に洋菓子を作り続けられていたのだろうし、その常連さんもきっと良き夫で良き父親で良き祖父で良き友人なのだろうなぁ。

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