祖父の出版記念会で友人と遭遇→友人「お前が主賓なんてありえない！」と会場の外に引っ張り出されそうになった

だいぶ前、研究者の祖父が本を出版し、その出版記念会が開かれた。
年齢的にもう大きな研究はできないし、本を出すのも、
世間の状態から出版記念会なんて開かれるのもこれが最後だろうから
ぜひ孫である私に列席してほしいと言われた。

で、そんな晴れがましい事と無縁の私はおどおどするばかりで、
主賓のリボンみたいなのつけてすみっこで大人しくしていた。

記念会の会場の係に小学校時代に仲が良かった友人を見つけてびっくり。
珍しい苗字とあまり様子が変わってないのですぐわかった。
向こうもすぐにこっちがわかったらしい。
なつかしいなーと思ったらいきなり「それ(リボン)どうやって手に入れたの！」と
怖い顔で言われ、会場の外に引っ張り出されそうになった。
出版社の人が気づいて声を掛けてくれて、会場の責任者の人も来て
ようやく事情が分かったんだけど、友人は私が主賓なんてありえない、
もぐりこんでご馳走をただ食いする輩と思い込んだらしい。
(実際一見普通の人なのにそういうことする人多いらしい)

「私は悪くありません！」と胸を張る友人に祖父と出版社の人は激怒するし、
責任者の人は青くなるしでえらいことになってしまった。
せっかくの祖父の最後かもしれない晴れ姿だったのに・・・と怒るより
申し訳なくなってしまって私はしょんぼりしていたのだが、幸いそれで
やる気を出したのか、祖父は数年後また研究を本にし、ささやかながら記念会も開かれた。
今も健在。

最近同窓生からその友人がその後神経の病院に入院し、今も治療中だと聞いて
なんか逆に「ああ、あれは病気のせいだったんだな」と安心した。
さすがに友達とはもう思えないけど、よくなってくれるといいとは思う。

>>166
おじいちゃん、頑張ったんだね！
すごいな～良かったね！

>>166の爺ちゃん尊敬するわ

>>166
おじいちゃん、すごいね！
これからもますます壮健でご活躍されますように

それにしても友人は最低野郎だな
元々>>166を見下してたんだろう、見ただけで主賓じゃないと決めつけるなんて

>>166の友人がなんでその会場にいたのか気になったのは私だけか…

元友人本人が
>もぐりこんでご馳走をただ食いする輩
だったってこともあり得るかもね…

>>171
＞記念会の会場の係に小学校時代に仲が良かった友人を見つけ
出版社側の人員なら一緒になって激怒するのはおかしいし
会場のスタッフだろうか…

会場の係 ってあるじゃん
「私が単なる一係員なのに、あんたが主賓のはずない！ﾑｯｷｰ!!」だったんだろ