引用元:感動するエピソードを書いて帰るスレ
12:おさかなくわえた名無しさん:2012/01/09(月) 18:51:26.87 ID:AQudtG0U
友人の話「手袋」
友人の視点で書きます。
文章に出てくる俺≠投稿主です。
俺の親父は物静かな人だった。
言い方悪いけど、ほとんど会話しない変な人。
しかも究極に変なのが、家でも外でも手袋をしている。
春夏秋冬いつでも手袋をしている。
どこで買ったやら、肘まである長い手袋を愛用してんだ。
小さい時から「悪趣味だなぁ…気持ち悪っ」と思っていた。
小学校の授業参観も手袋をしていた。
それを見たクラスの子が
「お前のお父さんさぁ、なんでいっつも手袋してんだよww」
「キモイんだけどw死体の解剖でもすんのかよww」
俺は当然のごとくイジメられるようになった。
そんなのもあって、どんなに寒くても絶対手袋をしなかった。
というか、できなかった。
中学の終わりから俺は徐々に壊れ始めた。
しかし親父は相変わらず一年中手袋。
今までは見て見ぬふりをしてきたが
高校生になって初めて出来た彼女に
「お父さんなんで手袋してんの?挨拶くらいしかしてくれないしなんか怖いな…」
と言われ、ついに我慢の糸が切れた。
友人の視点で書きます。
文章に出てくる俺≠投稿主です。
俺の親父は物静かな人だった。
言い方悪いけど、ほとんど会話しない変な人。
しかも究極に変なのが、家でも外でも手袋をしている。
春夏秋冬いつでも手袋をしている。
どこで買ったやら、肘まである長い手袋を愛用してんだ。
小さい時から「悪趣味だなぁ…気持ち悪っ」と思っていた。
小学校の授業参観も手袋をしていた。
それを見たクラスの子が
「お前のお父さんさぁ、なんでいっつも手袋してんだよww」
「キモイんだけどw死体の解剖でもすんのかよww」
俺は当然のごとくイジメられるようになった。
そんなのもあって、どんなに寒くても絶対手袋をしなかった。
というか、できなかった。
中学の終わりから俺は徐々に壊れ始めた。
しかし親父は相変わらず一年中手袋。
今までは見て見ぬふりをしてきたが
高校生になって初めて出来た彼女に
「お父さんなんで手袋してんの?挨拶くらいしかしてくれないしなんか怖いな…」
と言われ、ついに我慢の糸が切れた。
13:おさかなくわえた名無しさん:2012/01/09(月) 18:52:17.49 ID:AQudtG0U
仕事から帰った親父に
「おいクソ親父!てめぇなんでいつも手袋してんだよ!気持ち悪いんだよ!!」
「小学校の時からずっとてめぇのせいでいじめられてきたんだぞ!」
「あとなんでいつも黙ってんだ!マジキモイわ死ねや!!!」
親父は一言も反論せずに
「申し訳ない。俺のせいで迷惑かけて。本当にゴメン…」
とだけ言い、涙を浮かべていた。
「謝って済むかよ!もう二度と顔見たくない!」
そう言って俺は家を飛び出した。
「おいクソ親父!てめぇなんでいつも手袋してんだよ!気持ち悪いんだよ!!」
「小学校の時からずっとてめぇのせいでいじめられてきたんだぞ!」
「あとなんでいつも黙ってんだ!マジキモイわ死ねや!!!」
親父は一言も反論せずに
「申し訳ない。俺のせいで迷惑かけて。本当にゴメン…」
とだけ言い、涙を浮かべていた。
「謝って済むかよ!もう二度と顔見たくない!」
そう言って俺は家を飛び出した。
14:おさかなくわえた名無しさん:2012/01/09(月) 18:53:28.84 ID:AQudtG0U
30分くらい街を彷徨ったが、急に寂しくなった俺は家に帰った。
玄関で母親が待っていた。
冷静になった俺は、母親からすべてを聞いた。
俺が3歳の頃、何気なく触った鍋の熱湯を頭からかぶりそうになって
近くにいた親父が、素手で熱湯を受け止めてくれたこと。
俺が怖がらないように、ケロイド状になった両腕を手袋で隠し続けてたこと。
(ちなみに俺も火傷したそうだが、幸い痕は残らなかった。)
後遺症のせいで、当時働いていた技術職を捨てざるを得なかったこと。
元々おしゃべりだった親父が「おしゃべりだと、何かで辛い時に子供をかばったせいにしてしまうから」
と、わざと無口に徹してきたこと。
俺は涙が止まらなかった。
全身の水分が流れ出すくらい泣いた。
今までずっと何でも親父のせいにしてきた自分が愚かだったと猛省した。
俺のせいで色んなものを失ってしまったのに。
それから俺は、学校に行きながらバイトを始めた。
そして初めての給料でオーダーメイドの本革の手袋をプレゼントした。
ほとんど給料飛んだけどな。
親父の顔をくしゃくしゃにして泣き笑う姿は今でも忘れない。
現在俺は社会人として頑張っている。
こっそり貯金をして、皮膚移植の勉強や準備をしている。
もちろん毎月手袋を贈ることは欠かしていない。
玄関で母親が待っていた。
冷静になった俺は、母親からすべてを聞いた。
俺が3歳の頃、何気なく触った鍋の熱湯を頭からかぶりそうになって
近くにいた親父が、素手で熱湯を受け止めてくれたこと。
俺が怖がらないように、ケロイド状になった両腕を手袋で隠し続けてたこと。
(ちなみに俺も火傷したそうだが、幸い痕は残らなかった。)
後遺症のせいで、当時働いていた技術職を捨てざるを得なかったこと。
元々おしゃべりだった親父が「おしゃべりだと、何かで辛い時に子供をかばったせいにしてしまうから」
と、わざと無口に徹してきたこと。
俺は涙が止まらなかった。
全身の水分が流れ出すくらい泣いた。
今までずっと何でも親父のせいにしてきた自分が愚かだったと猛省した。
俺のせいで色んなものを失ってしまったのに。
それから俺は、学校に行きながらバイトを始めた。
そして初めての給料でオーダーメイドの本革の手袋をプレゼントした。
ほとんど給料飛んだけどな。
親父の顔をくしゃくしゃにして泣き笑う姿は今でも忘れない。
現在俺は社会人として頑張っている。
こっそり貯金をして、皮膚移植の勉強や準備をしている。
もちろん毎月手袋を贈ることは欠かしていない。
20:おさかなくわえた名無しさん:2012/01/22(日) 16:21:58.85 ID:D6Tnd6Wx
>>14
感動して泣けました
ありがとう
感動して泣けました
ありがとう
「おしゃべりだと、何かで辛い時に子供をかばったせいにしてしまうから」
っていうのが良くわからないな…
なんで喋ったら子供の所為にするの?
それって本心では(お前の所為だ!)って思い続けてるって事じゃないか?
※1
カッ!っとなったタイミングで「あの時お前を庇ったりさえしなければ、俺はあのまま好きな仕事が続けられて・・・・・・(以下、うんぬんどうのこうの)」みたいな事を言ってしまうのを防ぎたかったってことだろうよ
※1
それを無意識にか意図的にかしらないが表に出してしまって、逮捕されてから
「カッとなってやった。コロすつもりはなかった」
「しつけのつもりだった」
なんて供述してニュースになる親は少なくないけどな
肘まである手袋せずに長袖着ろや!
↓ここでネタ認定厨が一言
毎月手袋送ってどうすんだよ…
一気にネタ臭くなったわ
※4
だよな
文章に出てくる俺≠投稿主です。
寄生獣の母ちゃん
コメントの時間がおかしいな
共同サーバだったらどうにもならないだろうが、管理人にNTPの設定を見なおしてほしいところだ
おすすめのサーバは、ntp.nict.jp
寄生獣に幽遊白書にネクログ
使い古されたネタだよね子供の頃に庇って火傷って
もっと早く聞けよ
高校にもなれば、何かしら皮膚に異常があって手袋が外せないってわかるだろ。
熱湯じゃ後遺症が出るほどの火傷は負わない様な気がするけどどうなんでしょうね。
♪タッカッスゥ! クーリニッッ!
どう考えても好奇心旺盛な子どもが、長い間理由を聞かずに我慢してるなんてありえない。ちゃちい作り話。
授業参観はスーツで行けば良かったんじゃないですかね…
偽丸「鍋程度じゃそこまで重症化しない
また、家族にそこまで隠すわけない
手袋しながらの生活は想像以上に不便だから」
うーん。
「熱湯を素手で受け止める」って液体だから無理じゃないかって思った。
それに、革の手袋を贈ったというけど、革は洗えないから毎日つけておく為の手袋には向いてないし。
子供ながらに察せれるもんでしょ…..
てか親側も子供庇ってうんぬん言わなくて火傷したからって一言説明すればいいだけのことじゃん
親の手袋ごときでいじめられるとか
親の手袋ごときでいじめられるとか
親の手袋が理由でいじめられるのか?
手袋贈りすぎやろ!!
ずっと不思議に思ってたくせに
高校生になるまで何も言わず
なにか理由があるかもと考えない
作り話にしても設定甘い
友人の話にしては細部まで知りすぎだろ
ラノベの主人公にでもなったつもりか?気持ちわるっ
誰であろうと文末を「っ」で締めちゃう人にだけは言われたくないと思うよ
ラノベの登場人物にでもなったつもりかよ
実は手袋じゃなくてこいつ自身が気持ち悪いからいじめられてたんじゃないの?
※6
禿同。