日本人は無神論者って聞いたけどなんでお参りするの？

この話、2年位前にさんざん議論したのにまた持ち出してきたか。
一応書いておくが、仏教は大乗も含め究極的には無神論であるが
多神教的な考え方も害がなければ取り入れるというスタンスで
日本でもまず天皇がその考え方に同意して神仏習合が広まっていった。

敢えていうなら汎神（魂）論？
そのあたりの木だって古い器物だって、魂をもっていて
きっかけがあれば尊崇（崇拝とはちょっと違う）の対象になるって感じ。
悪いことがあればごめんなさい魂を鎮めてくださいと祈り、
いいことがあったらありがとうございますとお礼をする。
年が明けたり、人生の節目に気持ちを改めるためにお参りしたり。

無神論者であってね？
正月に神社くらいは参るけど何を祭っているか知らないもの

無神論者ってのはあってるが
無神論者≠信仰を持ってないとか、宗教的儀礼と関わりが無い
って部分を間違ってるんだよな、特にキリスト教に馴染んでるやつらは

一応ちゃんとした流れで安心したけど、
いまだに日本が無神論無宗教って思ってる人多いだろうね。
本当に無宗教ならお参りも占いもやらない

多神論でもあり汎神論でもある。神様ご先祖様お天道様というのが生活になっている。日本はもともとは汎神論よ。それで、汎神論をわかりやすく説明するために八百万の神々という多神論ができた

一切が大神の現れなんて言われてもそう聞いてすぐに実感する人は滅多にいないから。だから、大神の一部にして大神の力の現れである万物や法則や天候など一切をひとつひとつキャラクター化した。そこに神が宿っていて、そういう神様がいるってことにした

例えば大神の指先もまた大神を構成する身体の一部だから、大神の指先をキャラクター化してそういう神様がいるってことにした。指先でも大神の一部を感じればそこに大神がいることがわかるだろう、とね。そのためにわかりやすいようにキャラクター化したわけだ

これと先祖崇拝が融合したのが日本の多神教だな
天津神や国津神は日本人の先祖だから。神様ってことになってるけど、これは先祖を神として崇める性質でそうなったものであって。その先祖ですら大神の一部を構成するものなのだから、神様の一部もまた神様だから間違ってはいないんだけどね

・・・というロマン溢るる個人的妄想を勝手にしてみたよ！

私は完全な無神論者
神様なんて絶対にいないって思ってるけど神社やお寺にお参り行くのは大好き

それは神様にお願いするというより、おまじない的な感覚かな
これをやっとけば大丈夫な気がするみたいな感じ

クリスマス・葬式・初詣が同居しているどころか、
占い・呪い・ジンクス・迷信・祖母の遺言も同列になっていると思う。
場合によっては科学や疑似科学も。
そう言った中で、「世間体」が少し抜きん出ている気がする。

ただの儀式だからに決まってる
しきたりとして形骸化してるわけで元々がどうとかは関係ない
当然神は関係ない