当時ゲーセンでの交流にノートを使っていたときの話。悪口とかが書かれることもあったノートに「超えてはならない一線」を超えた書き込みがあり・・・

バブル時代のゲームセンターで経験した修羅場。
関係者が見ていたら身バレするレベルだが申し訳程度にフェイク入れておく。

当時はインターネットが普及しておらず一部のマニアが
モデムと電話回線でパソコン通信をやってる状況だったので
ゲームセンターに出入りする客同士の交流は
店内で会うか、店に設置されているコミュニケーションノートが主流だった。
この手法は主にメーカー直営店や大きな店で流行ったが
ちゃんと管理が行き届いて無い場合は悪口や下ネタが
書かれる事から店内で一触即発の事態に陥るなど
運営に支障をきたす事態が発生する事も有るので
ノートは廃止、若しくは最初から設置しない事も有った。

…で、俺がとある野菜の名前が付いた
ゲームセンターで店長として勤務していた時の事。
その店にはノートが置かれていたのだが時折、悪口や下ネタが
書かれる事が有り、その大半を書いていたのが従業員または
常連だったのでやんわりと注意し続けていた。
そのノートに書いている者の１人、Mとしよう。
実は他店Wの店長なのだが幾度となく他人の悪口や下ネタを描き続けるが
自分の店に有るノートには絶対描かないのだ。
そして数か月経ったとある日、制御が効かなくなった。

俺が勤める店の常連客で有る女子高生の性交シーンをＭが描いており、
自分自身に取って「超えてはならない一線」を超えた事から
二度と描かないで欲しい旨を伝えたところ、
何故か従業員のリーダー格で有るＳ木が擁護。
「何処かの馬鹿がＭにノートを描いてほしくないと言いやがった」と
ノートに書いていた事に加えて、営業所から勤務態度が
悪いという指摘も有り上の承認を得てＳ木を解雇。
当然ぶち切れられた。そいつを支持する従業員は全員退社したが
その際に備品の悪戯、ゲーム機の設定を滅茶苦茶にするなど
様々な「最後っ屁」を残していった。

直後に俺に関する様々な悪評を流されたが、正直言って凹みまくった。
俺の行動は間違ってたのか、本当はどうすれば良かったのか
自問自答する日々が続き、ノイローゼ気味になっていた。
顔色が日に日に悪くなっていた俺を見かねた営業所側の配慮で
高齢の為退社する近隣の市に有る店に転任が決まった。

後で聞いた話だが、俺がそれまで勤めていた店はかつての従業員が入り浸り
新しい従業員を洗脳、俺を悪の手先と思い込ませていたらしく、
更に遠征で訪れた方が単なる交流目的で書いた当たり障りの無い発言を
他店の客だという理由だけで抹消したり、見た目が気に入らないと言うだけで
悪口を書きまくり、常連が書く悪口はスルーで常連以外の発言は
ほぼ削除される状況となっていたらしい。
その状況を疑問に思った新人が前任者で有る俺の所に
相談に訪れていた事から状況が把握できた。（その新人は直後に退社）

店長が俺では無く他の者が担当していても店内が荒れた事から
俺のせいでは無く、従業員と常連客の癒着が最大の原因と
理解した事からノイローゼ気味だった俺の状況が徐々に改善されたが
店自体の状況は更に悪化して営業所から渇が入るものの
常連以外お断りのイメージが改善されず数か月後に店は閉鎖。

俺が勤務していた時に比べて多くの常連客がカウンターにへばり付き
一般客が寄りがたい雰囲気がでていたらしく、
それが売上と言う形で数字に出ていたそうな。

ちなみに俺が勤めていた店、○ー○○トに紹介されたり
某Ｂ誌、Ｆ誌にもハイスコアや稼働データを提供していた程の
そこそこ知られた店なのだが、「有名な店＝良い店」とは
限らない事を身を持って激しく思い知らされた。

近所のゲーセンは格ゲーやるグループが幅利かせてたなぁ
ワーワーギャーギャーうるさくて・・・
入り口らへんに格ゲー配置して、うるさい馬鹿が溜まってたから奥の方に人入って行かなかったんだよね
何でレイアウト変えなかったかなぁ

乙。
キャ○ットってそういう雰囲気ある店あったなぁ。
身内根性の強い、入りづらい店。
ゲーセンのノートって楽しかったけど、
荒れる原因にもなってたね、確かに。