引用元:今までにあった修羅場を語れ 27話目
67:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 21:01:58.85 ID:pSAQikYY.net
直接、自分のことではなく、一族としての修羅場のお話。フェイクあり。ただ、
内容は、ありきたりの話しかもしれないです。
数年前のこと、父より連絡があって、次の日曜日、嫁さんと一緒に本家に来て欲しい
とのとのことだった。本家の跡継ぎになる従兄弟の家で問題が発生したらしい。なんでうちまでと思ったが、思い当たる節がないわけではない。自分は今では塾講師をしているが、俗にいう司法試験崩れというもので、法律に詳しい。嫁さんも似たようなもので、同じ司法試験崩れ。嫁さんの父(義父)は弁護士、義兄も一人は弁護士、もう一人は大学の法学部の准教授。
本家といっても、それほど威張っているとか言うわけではないが、一応、祖父が当代
という感じで、父の兄(伯父)がその後を継ぎ、問題となっている従兄弟がさらにその跡継ぎ、という予定になっており、数年前には、従兄弟に長男(従甥)が生まれている。
68:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 21:03:30.14 ID:pSAQikYY.net
「遠いところ、悪いね」とあいさつがあり、伯父から、「これを読んで欲しい」と手紙を渡された。
それは、従甥が生まれた病院からのものだった。そして、その内容は、従甥が生まれた前後に、赤ん坊の取り違えがあった可能性がある、そのため、現在、調査をしている、協力して欲しい、調査を担当する弁護士から連絡をする、というものだった。
また、手紙が届いた数日後、その病院の代理人と称する弁護士から電話があったそうだが、現在検討中ということで、返事を保留しているとのことだった。
それで、自分や嫁さんに、どう対応すべきか意見を聞きたいといことで、自分たちを呼んだということだった。
個人的には、DNA鑑定などで、白黒をはっきりさせた方がよいと思ったが、さすがにこの問題を弁護士になりそこなった自分たちが決めるのは重すぎる、それで、嫁さんの父に相談して欲しいと答えざるを得なかった。まあ、祖父も、同じようなことを考えていたようで、嫁さんに頭を下げ、「申し訳ないが、お父さんに話をつないで欲しい」と頼んできた。嫁さんは、もちろん了解して、手紙の写しを預かった。
69:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 21:05:10.23 ID:pSAQikYY.net
祖父が足がやや悪いこともあり、翌週、義父が、自分の実家に赴いたらしい。そこでの結論は、あいまいなままにすると後で問題になることがある、調査に応じた方がよいとのことだった。万一、自分たちの子供でなかったらどうしょうと従兄弟夫妻はかなり動揺したらしいが、なにもしなければ、実の子供ではないかもしれないという疑惑を抱えたままになるかもしれない、それで、耐えられのか、という説得をされ、調査に協力する決断をしたとのことだった。
それで、義父が病院側の弁護士に連絡をとり調査に協力すると伝えた。
義父と病院側の弁護士で段取りをして、従甥と従兄弟夫妻のDNA鑑定をすることになった。費用は当然病院もち。鑑定の試料の採取は、その病院で行い、実際の鑑定は専門の鑑定機関が行う。義父によると裁判所での鑑定も手掛けている大手の機関だそうだ。
義父、祖父、伯父が立ち会うことになった。本人たちと立会人には「足代」ということで、幾ばくかのお金を渡されたそうだ。
鑑定機関の担当者が2名来て、最初にDNA鑑定の方法。意味等について説明をする。
その上で、DNA鑑定を行うことの意味を理解した上で、DNA鑑定を行うことを了解するとの書面に署名・押印をさせられ、さらに、顔写真を撮られ、写真の裏にも署名をする。ただ、従甥は、まだ、署名ができないので、代わりに親が署名をし、その隣に、親の署名で間違いないことを確認するという立会人の署名もする。
この書面は鑑定書の一部となり、また、顔写真は鑑定書に貼られることになる。
立会人も当然、立会人としての署名・押印をする。
鑑定機関の担当者が封印された袋を破って綿棒のようなものを取り出し、大人は自分で子供は担当者が、綿棒のようなもので口の内側の粘膜を2度こすって鑑定に必要な試料を採取する。口内の粘膜が付着した綿棒は、本人たちの目の前でガラスかプラスチックの容器に入れられ封印される。その容器には、試料を採取された本人の名前が記載された紙が貼られる。それを、冷蔵で保存できる箱にしまうという段取りになる。しかも、予備の試料も必要とのことで、同じことを2回繰り返し、別の箱にしまう、ということをするそうだ。
70:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 21:07:35.73 ID:pSAQikYY.net
聞いたとき、従兄弟嫁が浮気をしていたらもっと大変なことになるという考えが
よぎったのは内緒だ。
鑑定結果は、約1か月後に出て、鑑定書は病院に届けられる、病院に届いたら義父に
連絡が行き、義父が自ら取りに行くことになった。これは、万一の時に、従兄弟夫妻に
知らせる前に、祖父や伯父と協議をして対応を考えたいとのことで、祖父と伯父から
義父に頼み込んだらしい。
そして、約一か月後、父から電話があった。「99.999パーセントの確率で、従兄弟と
子供、従兄弟妻と子供は親子だ」という鑑定結果が出たとのことだった。ひそかに
心配していた従兄弟嫁の托卵もなかった(当たり前か)。
その後、大喜びした祖父から、なぜか、祝い金と称して結構なお金をいただいた。
本家の跡継ぎの血統に疑問が生じそうになった一族の修羅場でした。
98:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/27(日) 17:32:19.56 ID:Xn7TPF3E.net
また本家?
71:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 21:10:40.74 ID:73M2Qetk.net
こんなにペラペラ書いていいのん?
73:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 21:17:57.78 ID:80II4Nz7.net
72:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 21:14:40.56 ID:gOhMnYO1.net
74:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 21:19:27.63 ID:bhdTWTMP.net
76:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 21:21:16.41 ID:73M2Qetk.net
余計なケチ付けてごめんね
78:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 21:44:23.18 ID:NWA+7QVg.net
映画も小説も2ちゃんでも取り違えまくりなんだけど
もうちょっとちゃんとしろよと思う
81:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 22:09:22.26 ID:ryY6bkwN.net
産まれた瞬間
ディズニーランドのパスみたいなワッカのタグ付けてるだけたから
病院内での取違はあまりないよ
でも深夜の授乳中に誰もいなかったらコッソリ代えれるよ
何度か問題に遭遇してる
大体は居ないように見えて
私ら看護婦が奥の部屋から見てるから注意するけど危険なので
集団管理一切せず、個別に赤ちゃん出す病院や
二日目の本格授乳が始まる前に完全個室で赤ちゃんと同室にする
理由は色々あってもだよ
産まれてきた子が想像とちがったとか
一重とか吸引で頭の形が変とかそんな理由
80:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 22:04:24.29 ID:uNh96s6Y.net
大富豪の息子と取り違えられたのかも知れん
残念だw
82:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/26(土) 22:19:52.26 ID:zByxf2Iz.net
十日は消えなかったぞ
85:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/27(日) 04:21:54.13 ID:3r3u2u72.net
念のため登場人物
私
私娘
A子
A子娘の、4人
私子が産まれた時、2600グラムで産まれてきた
なので、3000グラムくらいで産まれた赤ちゃんに比べて少し小さくみえる
A子娘は平均的な3000グラムくらいで産まれた
退院日も近いある日の深夜に授乳室に「授乳しに来い」と看護師さんから呼ばれた
私の部屋は授乳室の上の階で授乳室に行くまで少し時間がかかる
その間、A子さんが眠れなくてすることもなかったので、授乳室前でガラスの向こうのA子娘を含む赤ちゃん達を見てたそうな
そしたら看護師さんに「授乳しに来たの~?」と言われた
もちろん授乳しにきたわけでなく、眠れなくて授乳室前にいた訳だけど、授乳出きるならしておくかと授乳室に入っていった
で、A子さんが授乳室に入って看護師さんが赤子を渡された時、(ん?なんかA子娘小さくない?ちょっと顔も違う…)と思って足首に付いたタグをみたら、私子だった
その場で看護師さんに「自分の子供じゃありません、わたしは〇〇です」と言ったら呼んだはずの私じゃなくて別人だった事に看護師さんびっくり
あわてて私子をベビーベッドに戻し、A子娘を連れてきた
そしてA子親子授乳開始
ここまでが私が授乳室に着くまでに起こった話
A子さんいわく「取り違えってああやって起きるのかもって思ったよ」と
自分がいない間に起きた話なんで自分が修羅場とは思わなかったけど、A子さんと私子には修羅場だったかもな話でした
86:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/27(日) 07:32:38.02 ID:OicEopzw.net
うちの病院は産まれた直後から母子同室だったからあり得ない話だな。
そもそもなぜ新生児室に母子ともに健康な赤ちゃんを置いとくのかわからない。
88:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/27(日) 08:21:11.91 ID:l/czVgxN.net
新生児の急な容体変化にすぐに対処出来るように
90:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/27(日) 09:13:15.17 ID:qjXVDQtc.net
お見舞いに病室を訪れる人達から病原菌を貰ってしまうリスクを減らす為に
89:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/27(日) 09:04:46.26 ID:xGj4et4a.net
母親がゆっくり眠れるように。
92:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/27(日) 11:18:56.37 ID:wXSZIskH.net
私の子と同日に生まれた子が、性別も大きさもほぼ一緒だった。
産んだ翌日に前日産んだお母さんと初めて授乳しに新生児室に行ったら(母子別室)、
私の児と書かれたベッドには違う子が。
そして同日に産まれた子のベッドに私の子が。
でも、「違いませんか?」
と助産師さんに言っても、大きさが同じなのでそんなに違って見えないみたいで
「えーほんと?」みたいな軽い対応。
しまいには同日出産したお母さんまで自分のベッドに寝かされた赤子(私の子)を
「こっちが私の産んだ顔です」と言い切ってしまい、私もあわてて顔の特徴を話す。
それを聞きつけた看護師長さんがこれまた慌てて「足の裏と足首確認して!」と叫び
無事わが子を確認できた。
どこの病院でもそうだけど、産んですぐ足の裏に油性マジックで名前、その直後に足首にタグをつける。
でも、マジックは沐浴でいずれ消えるし、タグはその後何度も外れている子を見かけた。
今はその病院は母子同室で、基本的に新生児室に赤子を寝かせないようになっているけど、
昔は結構多かったんじゃないかと思ってる。
95:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/27(日) 13:29:38.20 ID:w5dkpWpS.net
げー出そうなくらい、もういらない
96:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2015/12/27(日) 15:19:39.38 ID:LD1Zl9z2.net
試料の採取がリアルすぎる。ここまでリアルなのは初めて読んだ気がする。
すげーべらべら書くな
絶対に相談事持ち込みたくないタイプ
相談した翌日には近隣一帯に悩みが筒抜けになってそう
それもゲスパー上乗せして
確かに※1はゲスパー凄そう
まーた嘘末か
2015年までの話って本家と分家がどーのこーのっていうの多かったな
まぁなんにしても
間違いが絶対にないって保障はなく過去取り違え事件もあるんだから
退院後に第三者機関使ってDNA検査するのが正しい
子供が4歳になるけど取り違えられてたとしても手放したくないな、そういうわけにはいかないんだろうけど。