制服売り場で「あのこが生きてたら、着てるんだからいいじゃない！今だってきっとこのリボンしてるんだから！」

年末に近づいて制服の話が出始めると思い出す女性の話

体型的にはちょいふくよか過ぎるかなくらいでポニーテールにしてる女性
見た目の年齢は２０代後半から３０代後半、
でももっと若くも見えるし４０代に入っているようにも見える

売り場は学校制服を扱ってるんだけど展示してある征服のリボンに
とにかく執着してる
セーラー服だろうとブレザーだろうと関係なくとにかくリボン
リボンをいじりながら、聞こえてくる独り言が
「あの子が着たかも」「あの子の好きそうなリボン」「あの子が…」
ずっと、あの子が、あの子がって言ってる
もう、こっちは「なにそれ、怖い」なんだけど
ほっとくわけにもいかないから、どちらの学校ですか？って
声掛けたらいきなり怒鳴られた
「あのこが生きてたら、着てるんだからいいじゃない！」
「今だってきっとこのリボンしてるんだから！」
「あの子にはこれが似合うようになってるはずなんだから！」
まだ何か怒鳴ってたけど、怒鳴りながら売り場から出て行ったからいいんだけど
すんごい怖かった

もっと怖かったのがその女性の荷物が女児の服（大体中学生くらい）
の服がいっぱいだった事

>>346
ホラー映画化しそうだな

リボン好きなお嬢さんを亡くしたお母さんなのだろうか？
お気の毒な気がする

ひょとするとお気の毒な事情があるかもしれないけど
ホントに怖いんだ
行動もだけど、雰囲気というか、何というか

その女性の中では本気で子育てしてる事になっていそう

よくあるその手の話（小林秀雄の「人形」とか）と違って、
その女性には「あのこ」が今生きてない、っていう認識がちゃんとあるらしいのが
珍しいね。

逃げ出すくらいな自覚はあるんだな
こういうのってどこまで芝居で病んでるのか指摘できないよね
病んでてその結果の芝居ってのもありそうだし

珍しいパターンなのかはそっち方面に詳しくないので
判りませんが言われてみれば行動に矛盾がありますね

あの女性の思考がどうなっているのか、どうしてこだわるのかは
判りませんし、あまり考える必要もないかと思っています

４，５年ほど前から、ある一時期だけ現れるだけなのと
もし、あの女性の中で子育てしているのならもう少しで卒業のはずですから

ただ、本当にそれくらいの歳の子が（も？）居たりして