東日本大震災で避難所の手伝いに行ったら、「亡くなった娘の代わりになってくれないか？」と知らない人に頼まれた・・・

3年前の震災のとき、避難所であった修羅場。
当時私は高校生で、うちに被害はなくて避難所には主に手伝いと食料配給のために通ってた。
その避難所で知らないおばさんにいきなり抱きつかれた。
すぐ周りの人が引きはがしてくれたんだけどショックでしばらく動けなかった。

後でおばさんの旦那さんに伺ったんだけどなんでも娘さんと思わしき遺体が発見されたみたい。
それ以降似た背格好の女の子を見つけると娘だと思いこむらしくて、結局前にいた避難所にいられなくなったそうだ。
ここにいる人みんなそうだけど辛い思いをしてしまったんだ、どうか許してほしいって、そのおばさんの旦那さんに平謝りされた。
ちょっとびっくりはしたけど気にしません、って言ったら申し訳なさそうにこう頼まれた。
「しばらくでいいから娘の代わりになってくれないか？」って。
正直言って怖かったしお断りした。土下座してまで頼まれたけど本当に無理ですって言って逃げた。

その後その避難所には一回も行かなかった。
被害の軽い地域だったのもあって四月には高校も普通に再開した。
友人伝手におばさんが避難所を出て親戚の家に移ったらしいと聞いてその一件のことはほぼ忘れてた。

そして今年県内の学校に進学したんだけどさすがに雪が降ると通うのが厳しいから冬期間だけアパートを借りることにした。
今日その大家さんのとこに行ったら私に娘の代わりをしてくれと頼んできたおじさんがいた。
大家さんは別の方だけどおそらく現住所知られたのが現在進行中の修羅場。
粘着されたら大家さんに事情話して全力で逃げようと思う。

>>77
さすがにもう、その女性の心の内が
一番酷い状態からは少し回復していると思いたい