医者とのお見合い、最初から遅刻・馴れ馴れしいで「ない」と思ったが、親が「二回までは会って」というのでデートに・・・要約「浮気もするし海外赴任で連れてく気ないけど、俺と寝れる？」

長文失礼します。

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当時24歳の頃、親の強い薦めで初めてお見合いをした。
祖母の古い友人の知り合いで、お相手Aは当時30くらいのお医者様。
全くお見合いなんて乗り気じゃなかったが半ば強引に合わされた。
仲人さんも同席のきちんとしたお見合いで、ホテルのロビーで待ち合わせ。
当初の予定では
仲人・A・A母・私・私母で挨拶＆雑談→私とAのみ席を外して二人で雑談→解散
の流れだった。
でも待ち合わせ時間になってもA達来ない。
仲人さんもおかしいなー？と慌て出した頃、向こうからAらしき人がノロノロ歩いてきた。
ラフなポロシャツにジーパンで。
更にA母は旅行で不在とまさかの欠席。
ここで第一のスレタイ。

その時点で母はカチンときてたみたいだけど、とりあえずお茶しながら遅刻の理由を仲人さんが尋ねると、
「当直明けでつい寝坊してしまいました、すんません」
と手で目垢をこすりながら答える。
仲人や私母に対するその態度にかなり引いたけど、とりあえず二人で雑談に移行。
すると態度は更に横柄になり、
「さっき当直明けでって言ったけどさ、実は友達と徹夜で麻雀やってたんだw
あ、腹減ったから飯食っていい？」
と、サンドイッチ頼んでムシャムシャしだした。
初対面の母に平気で嘘ついて、悪びれもせず私にバラすあたりで第二のスレタイ。
その後も色々話した気がするけどあまり記憶にないまま終了。

長いので分けます。

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母も相手方の態度にムカついてたみたいだけど、お見合いって色んな人がいるし初対面じゃ分からない事もあるから、我慢して二回目までは会ってみなさい。
と諭され、渋々二回目のデートに()今回は二人きりで。
映画を観る約束をして待ち合わせ場所で待ってると、またもや遅刻。
現れた姿は、ピカソのゲルニカが前面にプリントされたTシャツにジーパン。
きちんとしたお見合いだからと、綺麗めなワンピ着ていった私白目。
映画の後晩御飯に行くと、A行きつけという居酒屋のカウンターに座った。
そこで、結構ですと何度も遠慮したのに勝手にお酒をドンドン頼まれガンガン飲まされる。
ザルな私、全く酔えず。
かわりにどんどんAの顔は赤くなり、結婚後のもしも話へ。
「俺医者だから職場に可愛いナースいっぱいいるし、二人で飲みに行くこともある。
それいちいち浮気とか騒がない自信ある？」
「結婚後は所謂子作り必須じゃん？
君俺と寝れる？」
「結婚後海外赴任の予定が入るかもしれないけど、専念したいから嫁は連れてく気ない。
君一人で日本に残れる？」
なんかもう真摯な質問というより、Aがヘラヘラこんなこと言うから、全部不躾な質問にしか聞こえなくて返答に困ってると、
「だからー、俺と寝れる？直感的な事だからイェスかノーかすぐ答え出るでしょ？
何、君Mなの？俺ドSだから相性良いよwww」
私二度目の白目。
まうこの辺りでお金置いて帰りたかったけど、祖母の古い付き合いのつてだから無下にしたら祖母の顔に泥を塗るかもしれない、とかグルグル悩んでる内に、Aが私に背を向けて隣の綺麗なお姉様達を口説き出した。
この辺ひっくるめて第三のスレタイ。
あ、もうアカンと思って、もう遅いので帰りますと席を立った。
外まで送ってくれたけど、
「もう帰るの？バーでも行こうよ、まだこんな時間じゃんw」
二度目のお見合いで22時まで引きとめられるなんて思わなかったし、顔も見たくなかったので、無理矢理タクシー乗って帰った。
途中私の両親を馬鹿にするような発言も多々あったりで、その日のことを振り返ってるとなんだか悔しくて腹立ってタクシーの中で泣きながら帰った。
帰りが遅くて心配してた両親にその日の会話を全て話すと、性関係に厳しい両親はセクハラ発言などなどに対して激怒し、その場で仲人に電話して即断ってくれた。

それから10年近く経ち、今では私も子持ちのBBAだけど、数年前に風の頼りでAが結婚したと聞いた。
見ず知らずのA嫁さんに、心からドンマイ、と言いたい。

>母も相手方の態度にムカついてたみたいだけど、お見合いって色んな人がいるし初対面じゃ分からない事もあるから、我慢して二回目までは会ってみなさい。
>と諭され、
>性関係に厳しい両親

違う違う、たんに医者に目がくらんでただけだよ。
そこでヘコヘコすんのは祖母の顔を立ててるんじゃなくて、医者に媚びてるだけだよ。
馬鹿にされたらちゃんと怒るのが祖母の顔を守ることだろう。

子持ちならいい加減、そこ気づこうよ。
見合い相手もクズだけどあなたの親の態度も間違ってたんだよ。
そこに気づかなかったら、あなたもいずれ自分の子に同じ間違いやらかすよ。

ちゃんと怒って、仲人さんに強く言ってくれましたよ。
両親は医者に目が眩んでヘコヘコするような人間ではありません。
その後も様々な職業の方とお見合いしましたが、どうにもアレな感じの方以外は必ず二度目までは会ってみなさいというスタンスでした。