引用元:今までにあった修羅場を語れ 30話目
379:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 18:53:27.71 ID:0eInnqBQ.net
いるじゃん、と思ってたら奥から母親が出てきて私に向かって「まぁどちら様?」と
目の前にいる私と父をそうと認識できなくなってた
どうしていいのか分からず「この人(父)は身の回りのお世話を手伝ってくれる○○さんよ。私は娘さんの代わりに様子を見に来た××よ」と無理やり誤魔化した
それから何年も父は「誰?」「初めまして、お世話係の○○ですよ」「まぁ、夫と同じ名前。そういえば○○さんはどこ?」「出掛ける用事があるみたいですよ」
という会話を毎朝し続けた。途中からは実家に戻った私もそのやりとりに加わった
基本母は穏やかで、平和に介護をしていられたけど、毎日寂しそうに「夫と娘はどこかしら」と言うのでそれを誤魔化すのだけが辛かった
「あなたは私の娘によく似ているわ。あの子もこんな風に育つのかしら」と言われた日は干からびるほど泣いた
私があなたの娘だよと言いそうになるのを口の中を噛んで堪えた
母の1周忌を終え、発覚した時は修羅場だったなぁと思ったので書き込み
母は明け方寝ている間に亡くなったが、その夜12時頃珍しく寝言を言っていて、何を言ってるのか耳を寄せてみたら「○○さん、××、○○さん、××…」と私と父の名前を呼び続けていたのを思い出すと今でも泣けてくる
夢の中でくらい私と父に会えていたのなら良かったんだけどなぁ
380:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 19:09:37.38 ID:AHg2n+bE.net
偽った
381:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 20:35:12.00 ID:96yuz3Q3.net
お母さんがボケて娘本人に娘に似てるとか言い出した話でしょ?
382:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 20:46:02.69 ID:edCW+92c.net
悲しいね
383:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 20:51:59.79 ID:xDQ9150x.net
泣けて来たわ
でも私だったら、私が○○よ!って言っちゃうな
384:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 21:12:11.30 ID:ngq1z7OE.net
残酷なこと言うようだが、別の世界に生きてる人間なんだということを認識しとかないとこっちが潰れるよ。
金貰って決められた時間だけ相手すればいい立場に居てもキツイ時があるし
肉親で24時間ずっと見とかなけりゃいかん立場の人間の思いは察するに余りある。
389:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 22:04:57.25 ID:0eInnqBQ.net
母がそうなって実感しました
話が噛み合わないこともあるし、どれだけ頑張っても翌日にはその記憶はリセットされているので、最初の頃は毎朝期待してはがっかりする日々でした
母は比較的症状が軽い方だったのでまだ良かったですが、徘徊や暴力等があったら私も耐えられなかったかもしれません
385:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 21:23:42.48 ID:xDQ9150x.net
今現実に介護してるから
でもそれでも言っちゃうかも
親子の拠り所がなかったら介護出来ない気がして
386:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 21:24:28.12 ID:xDQ9150x.net
お疲れ様でした
387:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 21:41:25.00 ID:4g7Huxjw.net
父ちゃんとともに「自分が夫&娘です」っていう流れを作らなかったのかなあ。
話しの流れで確認調じゃなくて自然に娘として夫として会話している間に
本人も娘や夫と認識できる瞬間もあったろうに・・・・その一瞬もなかったのかなあ
388:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 22:03:06.59 ID:edCW+92c.net
夫と娘がいるって記憶は残ったけど
目の前の人間が夫と娘って記憶はなくなっちゃったんだから
自分が娘ですって言っても不安にさせるだけじゃないか?
本人にしてみたら見知らぬ他人が突然娘ですって名乗るようなもんだ
389:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 22:04:57.25 ID:0eInnqBQ.net
最初は私と父を目の前に「あなたは誰?夫や娘は?」と聞いてくる母親に対してパニックになり、咄嗟に嘘をつきました
その後も名乗らなかったのは、母が私たちを家族として見る様子が見られなかった(基本常に他人行儀)ので母を混乱させないためということと、
名乗った時に「あなたは私の娘(父)じゃない」とはっきり言われてしまうかもしれない、ということが怖かったからです
最初の頃、母の調子が良さそうな日の朝に「あなたは誰?」と聞かれたので私と父が「この顔に見覚えはありませんか?」と聞いてみたら、母は不思議そうな顔をしました
もしもはっきりと「娘(夫)ではない」と言われてしまったら、その後もきちんと介護ができる自信がない、と父と話し合い、名乗ることはやめました
情けない話ですが、父も私も現実から目をそらして母と接していました
390:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/13(土) 22:19:43.69 ID:CV0pWt4h.net
本当にお疲れ様でした
真実がいつも正しいわけではないと思う
真実が不幸をよぶなら、嘘でほんの少しの幸せと
心の安定を求めても、それはきっと必要なものだったんだよ
391:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/14(日) 00:22:12.95 ID:UZ+RgC0U.net
お疲れさまです
ただケアマネに相談しました?
専門家と相談しました?
いつの時代なら認識するか確認しませんでした?
この手のは家族で抱えるより専門家と相談した方がいい場合多いですよ
フロム 訪問看護師より
392:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/14(日) 00:41:39.00 ID:Ytx2seLM.net
393:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/14(日) 01:01:52.79 ID:uYEHj7Rq.net
しなさんなだと遠慮するなになるぞw
395:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/:2016/08/14(日) 02:15:51.15 ID:Ytx2seLM.net
あっ!そうなのか!!
聞くのは遠慮しておこうね…のつもりだったよ
萩尾望都の「あなたは誰ですか」思い出した
目の前にいる家族が家族と認識できなくなってしまって
家族を探しつづけるようになってしまった父親の話
自分が高校生の頃に祖母がアルツハイマーになり昼夜問わずの怪行動・暴言・徘徊しまくってようやく施設入って
今度はハタチ越えた頃にまだ50の母が若年性アルツハイマーになった
愛し愛されていた家族がアルツハイマーになり別人になっていくのは本当につらい
過去のその人たちとの時間が幸せであればあるほどただただつらい
未来人「安楽死施設さえ認められてない時代があったらしい。今では考えられないよね。人権が軽く見られてる時代だったんだろうね。」
そんなことになってると思う。デリケートな問題ではあるけど、そこにおいては世界の殆どの国が途上国だわ。