女は髪伸ばして脚出してヒール履いてメイクばっちりしなきゃダメなんだ！

大学に入ったばかりの頃、必死に雑誌とか読んで研究して女性らしい格好をするようになったら
以前よりも扱いが良くなり、自分の中でそれを物凄い成功体験()のように感じてしまい、
女は髪伸ばして脚出してヒール履いてメイクばっちりしなきゃダメなんだ！って思い込むようになった。
それ以降、ボーイッシュ・カジュアル系の格好をしている女性の事を
「ぺたんこ靴は女子力低いよ！」と言ってみたり、ショートボブの女の子に
「女の子は髪長い方が絶対可愛いんだから伸ばしなよ～」とか的外れなアドバイスを繰り広げた。

そこまでならただのお節介で済んだんだろうけど
同じゼミの美人なのに男性みたいな格好をしている女の子見て、
「髪伸ばしたところ見たーい！スカート穿きなよー！」としつこくしたり
「美人さんって服装独特っていうかちょっと変わってるよねー」とか陰口叩いてた。

後でその美人が、変質者に付きまとわれたりヤバそうなオッサンに声かけられるのに悩んで
予防策としてわざとボーイッシュな格好をしていた事を知り、
生まれてこのかた、ナンパはおろか変質者にも遭った事のない私は
美人の苦労も知らず、自分の物差しだけで人の事をあれこれ言っていたんだなと死にたくなった。

その当時にバイトして買い溜めた、似合いもしないCanCam系の洋服は
今では完全にタンスの肥やしになっている。

>>859
人に無理に勧めなければ、自分はそのスタイルを貫いても良かったんじゃないかな

>>859
そのまま行けば脱喪早そうだったのに

>>860
だよね、自信がある人って何だかんだ言っても魅力的。

>>860-862
いくら頑張っても男から相手にされなかったのもあるんだけど、
ある日ゼミの人達と一緒に写真を撮ったら、他の女の子と比べて
自分がいかに色黒で顔がでかくて体がごつくてブスだったかに気付いたのと、
センスないくせに下手に女の子らしい恰好をした事でかえってそれが強調されて
オカマみたいになってる事が判明して、結局無難なカジュアル系に戻したよ・・・

母にまで、「そっちの方がいいよー。前の格好は似合ってなかったもん」って
言われる始末。美容代や洋服代も大幅に浮くし、本当に無駄な事してたんだなと思う。

そんな下心満載の男なんて忘れなさい。